天才の行動を真似たら自分も天才になれる? ~日本一を目の当たりにして~

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おはよう御座います。アクウォーです。
天才と聞くと、レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタイン、シェークスピア等を思い出すでしょうか。
そこまでの天才じゃなくても、何かの大会で日本一・世界一の軌跡を目の当たりしたという人はそうそう居ないのではないかと思います。
私は5,6年くらい前に立て続けにそういう日本一・世界一をリアルに感じられる環境に居ました。陸上中距離走の日本一、アクロバットの日本一・世界一。
すべて運動に関するものですが、彼らの潜在能力は私の想像を超えるものでした。中学生のうちは花咲かないのですが、高校生になると一気に開花し日本一になると周りの同じ競技者からの見る目が変わってくるんですね。
不登校で自信のない少年が、日本一になって天狗になるところまで見たわけです。今思うとすごい出会いと経験をしたなと思います。

自分大好き!体の動きを映像で何度も確認

東京都立川市を中心にアクロバットの練習をしていた時、私は成長記録として映像を残していました。私はコーチとまでは行きませんが、引率やアドバイザー、映像班としての役割を持っていました。目的はYouTubeに投稿して自己表現をするためです。当時2010年でしたから、YouTube投稿は結構珍しかったと思います。彼らも自分の映像が全世界に発信されると思うとワクワクしたのでしょう。編集はまだかと常に気にして首を長くして待っていました。
そして以下の行動が日本一にさせたと確信しています。

・投稿されたらすぐに自分の動きを修正する
・夏であろうが外で8時間も我武者羅に運動する
・練習できるスペースが有れば周りを気にせずスグやる
・こだわりが強い

普通は自分の欠点が見えてしまうことが辛いので、失敗は見せたくない、あるいは成功してから見せたい、と思うものです。
彼らはそこが違いますね。
恥は捨てる。そこでどう思われるかということよりも、目標を達成するためにどう改善するかというゾーンに入っており試行錯誤しながら少しずつ成功へと近づいていくのです。
理想はおっしゃるとおりでやり続けることの大切さは重々承知しておりますが、それを間近で見ると結構感動しますよ。途中「どんだけ反復練習するねん!」と言わんばかりのシーンもありますけど、なるべく私は見守りました。
しかも私が特にトップレベルの選手の実績も無くひたすら見守るという立場にいたからこそ、彼らは自分で考え自分の意志でやり続けたのだと思います。

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集団行動はやや苦手?

・不登校で人付き合いが苦手な日本一
・ライバルを蹴落とすタイプの日本一
・人当たりがよい日本一

色んなタイプのアクロバット日本一を見てきました。
努力家タイプの子は遅咲きだけど人付き合いがそれ程苦手意識はないが、スキルアップが早いタイプの子は比較的人付き合いが苦手な子が多い傾向にありました。
おそらく、自分の練習の邪魔にならないよう雑味を排除していたのでしょう。スキマ時間があればとにかく練習してしまうタイプですので、カラオケに行こうとかテーマパークやキャンプに行こう、となると表情がいつもと違うんですよね。所謂普通の子達が楽しみにしていることがこの子達にとって面白いものではないんですね。
しかし、そんな普通の娯楽のシーンでも彼らの頭の中はクレイジーでした。キャンプ行ってもとにかく練習できる広場はないか、ここでやるって決めたらスグに行動。そしてそれを私が追っかけカメラ撮影するという感じです。
キャンプ場ではただご飯を食って寝るだけの宿泊所と化してしまいました。
要は、色んなタイプはあるけれど共通しているのは、頭の中はいつもソレばかりで、思い立ったらスグ行動できるという事。

天才の行動を真似たら自分も天才になれる?

・思い立ったらスグ行動
・人目を気にせず練習
・とにかく時間をかけて反復練習
・集団行動の時にあえてクレイジーに自分の意志を通す


すべてやってみました。
私の場合は小学校で強制だったサッカー部のときに、逃げ出したくなるくらい苦手だった、ボールリフティングを2ヶ月で200回という目標を設定しました。その時の最高記録は5回です。
結果から申し上げますと、2ヶ月200回はできませんでした。しかし2ヶ月100回はできるようになり、そこから継続してみました。100回以上出来るようになった時は上記の項目が意識的ではなく自然とできていて、義務的にやるというより自分の成長を感じ取れるし、楽しいし、毎回チャレンジした日は今日死んでもいいと思えるくらいフルパワーでやっていました。
最高記録は半年後に838回となり、私の集中はとりあえずそこで落ち着いた感じでした(時間にすると360時間くらいだと思います)。
リフティング838回は天才的ではありませんが、半年間天才のマネをしたら苦手意識を持っていたものでもある程度は出来るようになるという結果がわかりました。

上の項目の中で最も重要な天才のマネをする行動は「人目を気にせず練習」だと思います。人によって違うかもしれませんが、失敗を恐れている人の大半が自分の失敗を他人に見られたくないなどの理由があったりするので、そこをクリアすると一気に他の項目も真似できます。
小学生なんかが人前でも鼻歌歌ったり、他人の目を気にせず練習している子が多いのは、若いうちはそのセンサーを鈍くしてスキルアップのための行動力にパワー使うようにセッティングされてるのかなと思うときがあります。

私はそのセンサーが鈍い時期(小学生くらい)の子の潜在能力にすごく興味があり、今でも常に子供の教育とかスポーツとか、ファッション・子役業界をチェックし本物を求めて情報収集をしています。また素晴らしい天才と出会えますように。

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