おはよう御座います。アクウォーです。
お盆に実家の熊本に帰ったのですが、その時ふと父と会話していたときに出てきた民間薬(薬草)の話。
熊本で過ごすより都会で暮らす年月がもうすぐ逆転する時期になってきました。そこら辺に生えている薬草で様々な怪我や病気を治療する知恵があることを改めて思い出しました。
偏頭痛持ちでお腹も弱い私。
最近は薬でその難を乗り越えてきました。薬で楽になるなら躊躇せず飲むようになっています。根本的な解決になってないようでなんか蟠りがありますが。
怪我(皮膚トラブル)を軽減する先人の知恵
父と話をしていてふと出てきた薬草は3つでした。
- ヨモギ
- ドクダミ
- アロエ
それらはすべて皮膚トラブルに対処する際に使用する薬草で私の実家の周りに沢山生息している種類です。
小学校の時にその知恵を聞いていたので遊んでいる時に怪我をするとそれらで皮膚トラブルを対処していたのを思い出します。切り傷・擦り傷、虫刺されや日焼けなど。最近ではそこまで多く怪我をしたり転んだりなどはないので薬草にお世話になることも遠ざかっていましたが、父の話で明確に子供の時の映像が浮かんできました。
ドラッグストアなどで販売している薬に頼っているとこうも昔の記憶を忘れるのかと自分でも少しびっくりしました。
バッテリーの寿命が家電の寿命
昨今、上記のような先人の知恵は必須ではなく、何かあれば病院に行けばいいし、ひどくなければドラッグストアの薬でなんとかなります。
車の故障もその知識がなくても専門家が直してくれるし、対応も早い。
家電が壊れれば修理屋に出せばいい。
昔はもう少し構造がシンプルである程度は自分で措置していましたが、最近は複雑で自分で修理しようもんなら逆に悪化してしまうようなケースも多々あります。
スマホを始めイヤホンやスティック掃除機なんかも電池の寿命がその家電の寿命に変化してきています。モノの消費の仕方も随分変わってきました。
なんか寂しいような嬉しいような。
バッテリーが交換できれば好きなものを長く大事に使うことも出来るだろうに、そういう仕組にはなっていない家電が多いんです。
子供達に伝えたいこと
民間薬や昔の家電のシンプルさによる利点は災害大国日本では重宝されると思っています。薬が手に入りにくいとか病院が空いていないなど、災害時には自分である程度措置して生きて行かなきゃいけないときもあるでしょう。多機能でコンピュータ制御されている家電も使い込んでいくと基本的な機能しか使わなくなります。その際にその基本性能がその他オプションのせいで正しく機能しないときもあるでしょう。
車だったら、走る・止まる。
トイレなら流す。
テレビならチャンネルを変える、映る。
突き詰めるとシンプルなことしかしていないと思うんです。
本当に必要なことは何なのか、生きていくために必要なものはなにか、と今一度考えてシンプルな生き方を体験したらいいなと思うのです。
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